2025 wrap-up

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♫ music

Favorite Albums & Eps 50

・Black Country, New Road / Forever Howlong
・Dove Ellis / Blizzard
・Geese / Getting Killed
・Nourished by Time / The Passionate Ones
・This Is Lorelei / Holo Boy
・Sharp Pins / Radio DDR
・Alex G / Headlights
・Blood Orange / Essex Honey
・Youth Lagoon / Rarely Do I Dream
・Mei Semones / Animaru
・青葉市子 / Luminescent Creatures
・Volodja Brodsky / Raindrops
・Florist / Jellywish
・Moontype / I Let the Wind Push Down On Me
・Cate Le Bon / Michelangelo Dying
・Horsegirl / Phonetics On and On
・Mark William Lewis / mark william lewis
・Oklou / choke enough
・Djrum / Under Tangled Silence
・Smerz / Big City Life
・Snuggle / Goodbyehouse
・Dean Blunt、Elias Rønnenfelt / lucre
・Erika de Casier / Delusional
・Lina Tullgren / Decide Which Way The Eyes Are Looking
・Barbara / SO THIS IS LIVING
・有田咲花 / 鯨
・野口文 / 藤子
・huijun woo / pumping of heart is torturing
・Men I Trust / Equus Asinus
・Salami Rose Joe Louis / Lorings
・mmm / Burnt
・Enji / Sonor
・石橋英子 / Antigone
・Pino Palladino, Blake Mills / That Wasn’t A Dream
・caroline / caroline2
・Kieran Hebden, William Tyler / 41 Longfield Street Late ’80s
・Jefre Cantu-Ledesma / Gift Songs
・Duval Timothy / wishful thinking
・bar italia / Some Like It Hot
・Water From Your Eyes / It’s a Beautiful Place
・Snocaps / Snocaps
・Wednesday / Bleeds
・Gelli Haha / Switcheroo
・ΣTELLA / ADAGIO
・quickly, quickly / I Heard That Noise
・goldenstar / goldenstar EP
・Dutch Interior / Moneyball
・Stereolab / Instant Holograms On Metal Film
・寺尾紗穂 / わたしの好きな労働歌
・Laurie Torres / Après coup

ここ数年、曲単位で聴くことに慣れすぎていて、個人的にはアルバムで聴く楽しさを思い出す一年だった。BC,NRのアルバムもその一つ。私は彼女・彼らのアルバムでこのアルバムが一番好き。たまたまロンドンのライブハウスで観たDove Ellisが年末に出したアルバムがすばらしくって、偶然の出会いにうれしさを感じた。ロンドン拠点のアーティストだと、Nourished By Time、mark william lewisなどもよく聴いた。Nourished〜の”When The War Is Over”を12月に聴いてまだ戦争が続いていることに胸を痛める。あとはもちろんGeese!! Cameronのソロアルバムといっしょに。Blood Orangeの”Mind Loaded”でLordeが歌うElliott Smithの「Everythings means nothing to me」というリリック。この曲にも参加しているCaroline Polachekはcarolineのアルバムにも参加していて、彼女の声になにかと触れていた気がする。Oklouのアルバムも大好き、彼女のことはいろんなところで目にした気がするな。リストに収まりきらなかったけど、James KとかJane RemoverといっしょにOklouは聴いてた。

コペンハーゲンのシーンは引き続きおもしろくて、SmerzやSnuggle、Erika de Casierのアルバムは今の自分のムードに合ってる(曲単位だとFineが一番聴いてた)。USのアーティストは、Mei Semones、Horsegirl、Cate Le Bon、Alex G、Sharp Pins、Moontype、Floristなどのアルバムをよく聴いた。Youth Lagoonのアルバムは幼少期のホームビデオの発見から始まったノスタルジックな作品で、私は彼と同い年なのでなんだかぐっときてしまう。Water From Your Eyes、This Is Loreleiはどちらのアルバムもそれぞれ素晴らしく、Nate Amosの楽曲に心を奪われる。有田咲花や野口文、huijun wooなど、日本や韓国、アジアの独自の世界を持ったアーティストをもっとたくさん知りたい。ピアノが美しいJefre Cantu-Ledesma、Duval Timothy、Laurie Torresなどのアルバムもよかった。FourtetのKieran HebdenとギタリストのWilliam Tylerのアルバムも。あまり話題になっていなそうだけどすごくいいなと思ったのは、goldenstarというモントリオールのスロウコアバンドのEPと、LAのシンガーソングライターLina Tullgrenのフォークロックなアルバム。

思うところが多すぎて、年末ついにSpotifyをやめてApple Musicへ。変えてよかった、なにより音が全然いい気がする。そしてサブスクリプションに頼りすぎず、もっとBandcampで音源を買ったり、レコードなどのフィジカルを買ったりしよう。それでも、さまざまなルーツを持つアーティストの音楽を知れたり、新しく出てきた若いアーティストや長く続けているバンドの音楽を入り混じりながら聴けるのはインターネットの恩恵だなと思う。いつまでも新しい音楽に出会うのがたのしい。NTS Radioにたくさんお世話になり、サポーターになるかを検討中。


Favorite Songs

My Mood

📚️ book

・良心の領界/スーザン・ソンタグ
・女性・ネイティヴ・他者/トリン・T・ミンハ
・バザールとクラブ/朱喜哲
・公正(フェアネス)を乗りこなす/朱喜哲
・ポピュリズムとは何か/水島治郎
・あいまいな日本の私/大江健三郎
・東京に暮す/キャサリン・サンソム
・冬の夜ひとりの旅人が/イタロ・カルヴィーノ
・首里の馬/高山羽根子
・一杯のおいしい紅茶/ジョージ・オーウェル
・デザインはみんなのもの/井上麻那巳
・メランコリーで生きてみる/アラン・ド・ボトン
・フェミニスト、ゲームやってる/近藤銀河
・僕には鳥の言葉がわかる/鈴木俊貴

あんまりたくさん読めなかったけれど記憶に残った本たち。前に教えてもらったトリン・T・ミンハ『女性・ネイティヴ・他者』は、少しずつ読みながら身体に染み込んでいく感じがあった。書くことは、文化意識と社会変革が交錯する場所。書くことは、いつも他の女の労働の犠牲のうえに成り立つものである。スーザン・ソンタグが浅田彰などパネリストたちと語らったシンポジウムのテキストが収録された『良心の領界』は2004年刊行の本で、イラク戦争に関する対話など今のパレスチナの状況を考えるうえでも重要な話が詰まっている。「安寧な状態は人を孤立させる」という言葉。

朱喜哲さんの本は今年の自分にとって大きなインパクトがあったように思える。ときに自分に利害がない場面において無関心であることが効果的になることもある、というのはSNS時代において見失われがちな視点だと思う。公正や正義を安易に思いやりや良心のような個人的な感情の延長線にあるものとせず、社会的なルールとして置くこと。個別と全体を行き来する必要性。自由とは、リベラルとは、そこに存在してしまう矛盾についていま大きな関心がある。

夏の選挙で保守ポピュリズムについて知りたいと思うなかで手にとったポピュリズム関連の本、また排外主義の色が高まるなかで日本というものはいったい何なのか、戦後の日本はどのような矛盾を抱えているのか、について考えるような本をさまざま手に取った。

『冬の夜ひとりの旅人が』『首里の馬』のような小説のマジカルさが日々に隙間をあけてくれた気がしている。なんだかここ数年全然小説が読めていない気がするけれど、もっと小説を読みたい。

🎬️ movie

・どうすればよかったか?/藤野知明
・新世紀ロマンティクス/ジャ・ジャンクー
・フォーチュンクッキー/ババク・ジャラリ
・バード/アンドレア・アーノルド
・フィッシュタンク/アンドレア・アーノルド
・黒川の女たち/松原文枝
・グッドワン/インディア・ドナルドソン
・ジョン・バージャーと4つの季節/ティルダ・スウィントン、コリン・マッケイブ 、バルテク・ヅィアドーシュ、クリストファー・ロス
・手に魂を込め、歩いてみれば/セピデ・ファルシ
・まわり道/ヴィム・ヴェンダース
・ヴェルクマイスター・ハーモニー/タル・ベーラ

映画も全然観れなかったけど、記憶に残ったもの。夏に観た『黒川の女たち』は震える思いで観た。『どうすればよかったか?』も。Fountains D.C.の音楽があまりにもかっこいい『バード』、イギリスに旅行に行ったあとで、ひりひりしながら観た。アンドレア・アーノルド監督が大好きになった。特集が下高井戸シネマであるようで楽しみ。『新世紀ロマンティクス』すごくよかったな、ミレニアムの始まり、ダンレボの曲、ガラケーでのやりとり……。私が友達の家に行った帰りに目黒シネマでたまたまやってて観た『ヴェルクマイスター・ハーモニー』のオープニングの天体のシーンと、鯨の絵が頭から離れない。年末に観た『手に魂を込め、歩いてみれば』、スクリーン越しに、スマートフォン越しに映るガザの生活やファトマさんのありのままの気持ち。

🖼️ art

全然行けなかったな、記録もあまりできていなかったのでもっと足を運びたい。世田谷美術館にはたくさん行けた。あと、11月に東京都現代美術館で観た『日常のコレオ』はすごくよい展示だった。

📺️ drama

振り返ってみると驚くほど見れなかったので、2026年はもっと見たい。夕飯時はだいたいNHKドキュメント72時間を見ていて、もはや半分くらいは見てしまった気がする。

📼 YouTube / Instagram

2,3年前から少しずつYouTubeを観るようになって、記憶に残ったムービーを記録している。Mina LeやAlice Cappelleなどのコンテンツは日常的に相変わらずたくさん見ているのと、ドッグショーをたくさん見た。2003年のMGMTがKids演奏している動画教えてもらったのだけれど、最高… ここにあげたのは、2025年に出たものもあれば、そうでないものもあります。2026年もYouTube digもっとやっていきたい。

そのほか

光をつくる
モンヌカカの幼虫
HALCALI / おつかれSUMMER (Official Music Video)

軽音楽部コンテストのYouTubeを観るのが好きという趣味があるのだけれど、特にこの二つのバンドが我が家ではかなり話題になりました。
鵺/千葉県立東葛飾高等学校(演奏曲:ダンスガール/オリジナル曲)
ジャストリブート/茂原北陵高等学校(演奏曲:REBOOT/オリジナル曲)

Instagramで見つけた、好きな人たち

📌 link

保存リストに入っていた気になるリンクを振り返った。

Digital Garden:英会話の先生に教えてもらった。Digital Gardenという概念が気になる。作業メモや試行錯誤しているアイデアを共有するための場所、時系列ではなくリンクでのつながりを重視し、完成されておらず過程を共有するもの。
World Report 2025: 日本 | Human Rights Watch:すべての国のレポートを見ることができる。日本でトピックとしてあげられているのは、死刑、刑事司法制度、刑務所の状況、女性の権利、性的指向と性自認(SOGI)、庇護希望者と難民、移民労働者の権利、レイシャル・プロファイリング、外国籍の子どもの教育権、障がい者の権利。
MIU MIU LITERARY CLUB 2025:book clubをさまざまなブランドがやっていた。
Poser ethics / Internet Princess:読書における「ポーズをとる倫理」について。やっぱりInternet PrincessのSubstackはすっごくおもしろい。
Climate Shift Index® Global Map:気候変動についてグラフィカルなマップで見ることができる。
南京事件-日中戦争小さな資料集:事実は何かという関心から南京事件について掘り下げまとめられている方の個人のウェブサイト。
Music For Genocide:イスラエル国内での配信停止を求めるストリーミング・ボイコット


Googleマップが「アメリカ湾」へ表記を変更、ただしメキシコでは「メキシコ湾」表記を継続
パレスチナ人のコロンビア大学卒業生、令状なしで逮捕される。ガザ攻撃への抗議デモで中心的な役割を果たしていた
ブライアン・イーノ、マイクロソフトに対しイスラエルとの関係を断つよう求める/『Windows 95』起動音で得た報酬をガザの被害者に寄付すると表明
書体は作者の罪を背負うか エリック・ギルをめぐって
ChatGPT Is Everywhere — Why Aren’t We Talking About Its Environmental Costs?
WeTransferのCCO ダミアン・ブラッドフィールドは、なぜ絵本を著しFaxを愛するのか:『CARO CARROWACK』をめぐるインタビュー
The ‘dead internet theory’ makes eerie claims about an AI-run web. The truth is more sinister
“Japanese First” and the Race to the Bottom: How Japan’s Upper House Election Became a Showcase for Xenophobia
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109年前のボトルメッセージが発見――1世紀遅れの母親への手紙
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犬の口腔内細菌が人の幸福度を高める 移植実験で判明した驚きの機能
おいしいそら豆のゆで方/ゆで時間

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Blundstoneのブーツ
もう靴はBlundstoneだけでいいかもしれない、と思うほど履いている。足にぴったりフィットして、どこまでも歩きたくなる靴。キャンプにも行けるしフォーマルな場所にも行ける。一昨年2足目の黒を買ったので、スウェードの茶色を買い足した。幅広甲高のせいでおしゃれな靴を履けなくてくやしい人生だけれど、歩きやすい靴と共になんとかやっていく。新しく出たリーガブーツも買おうかな。

・メリノウールのインナー
夫がメリノウールインナー大好き人間で、逐一メリノウールの話をしてくるのでインナーを一気に変えてみた。登山などにも使われる素材で、夏は涼しくて冬は温かい。心地よさを保ててとても快適。冬のインナーは化繊がちくちくして苦手なので、これからはメリノかHanesの2択でやっていく。いくつかのブランドのものを試しているけれど、楽天で買ったカップ付きタンクトップの気楽さがすばらしい……。

LAPUAN KANKURITのショールウィズポケット
築年数がかなりいっているマンションに住んでいるので隙間風が寒い。12月に仕事がんばったご褒美にいつか大人になったら買おうと思っていたLAPUAN KANKURITのポケット付きショールをscopeで買って、ひざ掛けにしたり肩からかけたりして使っているけど、部屋時間がはかどります。布団の上にざくっとかけて寝て、起き抜けにこれをまとって動き出すのがいい。

unseenのヘアオイル
通っている美容院hodosのオリジナルヘアオイル。ウッディな香りが好き。しもむらさんにいつもかわいい髪型をつくってもらっていて、今年は久々に短くしたのもよかった。

subiのマルラオイル
マルラは南部アフリカに自生する野生の樹木。subiはオーガニックやエシカルにこだわったブランドで安心して使えるのもいいし、さらっとしているけれどすごく潤ってとてもいい。化粧水の導入としても使うのもいいらしい。

ニールズヤードのワイルドローズビューティバーム
リピート。ゼラニウムやローズマリーの香りが本当によくって、どんなに疲れていてもこのバームを塗ることを考えるとなんとかがんばれる。寝る前に拭き取りをして使うスペシャルケアの方法もあるらしいのでやってみたいな。

ÖLENDのBrooklyn Bag
常にパソコンを持ち歩く+収納が苦手+重いのが苦手 で都合のいい鞄を探していた。ÖLENDは広告とかもたくさん出していて割とキャッチーなブランドだと思うけど、サステナビリティにも力を入れていて、売上の1%を寄付するなども行なっている。この形状で13インチのパソコンや大量の荷物が収納しやすく入るのは、本当にありがたい。

Wheelers Oyster Barのトートバッグ
イギリスに行ったときにマーゲート旅行で友人たちが連れてってくれた外観もレトロですっごくかわいいオイスターバーの巨大なトートバッグ。旅先での荷物入れに買ったけど、大きな荷物を運ぶのにも便利でなによりすっごくかわいい…

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In ライトニングケーブル)
夏に充電器がないが故に終電を失ってカラオケで泣きながら充電した経験が悲しすぎて、充電器を持ち歩くのを忘れないようにする&充電器を充電するのを忘れないように気をつけている。ライトニングケーブルが内蔵&コンセントにさすだけで最もさまざまなことを忘れづらい気がしていて、これ買ってからは充電なくなることが一気に減った(それでもまだあるけど…)

iA Writer
シンプルで使いやすい執筆アプリケーション。PC, iPad, スマホすべてで使えて同期できる。書くことだけに没頭できる場所として開発されていて、機能はかなり少なく、それが気に入っているところ。唯一気になるのは、一字下げができないことだけ。

✈️ trip

ロンドン、アムステルダム、ポルトの旅へ。今年は全体的に移動が少ない一年だったけど、夏にひさしぶりに海外に行けたことがだいぶ大きかった。年をまたいでしまったけれど、旅の記録の続きはまた書いていく。

summer trip 2025 — london, amsterdam, porto (1)

💫 works

・Podcast「アイスクリームが溶けても」をスタート。
・YAUの記事「『女の子たち風船爆弾をつくる』の舞台である有楽町を巡って」は、学びながらじっくりと時間をかけて書いた記事。歴史や背景をリサーチしながら書くことはもっとやっていきたい。
・me and you little magazineにて「特集:愛も生活も、たよりないから」がスタート。
Mei SemonesHorsegirlのインタビュー、Beatinkとのイベント、MUSIC MAGAZINEでの執筆など音楽にまつわる仕事を少しずつ増やせたのがよかった。
・プランニングやディレクション、大型の編集仕事などさまざまな仕事をやっていたけれど、なかなか表に実績として出せるものが多いわけではなかったので、鍛錬みたいな、修行みたいな一年だったと思う。学びも多く、いろんな人とチームで仕事ができたのがとても楽しかった。

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