2022年7月の日記

・2022.07.31

小中高の友達、えみちゃんの披露宴。昨日買った黒いワンピースに、sisi joiaのガラスのネックレスをつけて出かけた。席次表を見て、名字が変わっている子が多くて一瞬誰だかわからなかったけれど、名字は変わっていてもみんな全然変わってなくって、見た目もそうだけど話し方とか話すスピードとかって本当に変わらないんだなって思う。えりちゃんのスピーチを聴いて、えみちゃんとよく話し足りないから遠回りして帰っていた頃のことを思い出した。懐かしいな。初めて新郎新婦が自分のPCでスライドを操作しているのを見ておもしろかった。

どうしてもヒールがなくて15年前に就活の時に買ったパンプスを履いて出かけたけれど、流石にもうだめだろうと思ってゴミ箱に捨てた。次の誰かの結婚式までに、新しいのを買わなきゃね。

2022.07.30

渋谷で『リコリス・ピザ』観た。どうしても惹かれてしまい、気にかけてしまい、いろいろむちゃくちゃで整合性なんてとれてないまま一緒に駆け出してしまう感じってやっぱりいいよね。好きなシーンがたくさんある。70年代ってたったの50年前だけれど、おいおい大丈夫かよと思うような性差別的な、人種差別的な態度をカジュアルに投げかけるシーンもあって、実際に当時はそうだったんだろう。15歳でウォーターベッドのビジネスを始めるっていうのもむちゃくちゃに感じるけれど、実際に元ネタがあるらしいし。変化の過程にいるんだなあわたしたちは。アラナ・ハイムも最高だし、トッド・ラングレン聴きたくなった。

気持ちがよくシネクイントを出て、ロフトの前の階段に一匹のカラスがずっと佇んでいて、人間一人ひとりに何か訴えかけてるみたいだった。ここ数ヶ月でこれまで景色の一部のように感じていた鳥が日常のなかにぐんと入り込んできているような気がする。明日の結婚式に着ていく服がないなあ、と思って渋谷をぐるぐるとまわったけれど、欲しいものが見つからず。シンプルな黒いノースリーブのワンピースと、ついでにビルケンシュトックを買った。コンクリートが照りつける炎天下、人混みにも酔ってしまいぐったり。25年間くらいずうっと渋谷に通い続けていたけれど、もうほとんど行くことがなくなっちゃった。変わり続ける景色を愛せるのだろうか。

2022.07.29

この日の日記はme and youのニュースレターに書きました。

・2022.07.28

夏バテと、仕事がかなり忙しいのが加わり、バランスがとれなくなってしまっている。うーん。三省堂から出ている大図鑑シリーズがすごく良くって、まずは『哲学大図鑑』を買った。お風呂あがりとかにぱらぱら読んでる。長い歴史の中で長く語られ続けているこれまでに存在してきた思考の体系の壮大なマップが頭の中に入る感じがしておもしろい。

・2022.07.27

夜、きみちゃんと新宿高島屋で矢沢あい展へ。わたしたちはなぜだかよくNANAの話をしていて、かつてNANA会という謎の会もしていたのだけれど、大規模なイベントがあるということで楽しみにしていた。会場はすごい人で、矢沢あい作品に出てきそうなファッションの子もいたりして、何よりみんなが楽しそうなのがよかった。小学生のとき、CUTiEで連載していた安野モヨコさんの『ジェリービーンズ』とZipperで連載していた矢沢あいさんの『Paradise Kiss』、そこから買い揃えた『ご近所物語』がバイブルで、その後の自分に大きく影響を与えていたのだなあと原画を見ながら思い返していた。小学生の時、女子校で制服で通っていて「女の子らしく」と言われることが多かったこともあって、見た目もまったく違って好きなものも違ってまったく異なる性格のさまざまなジェンダーの人たちが集ってる姿は本当に眩しくて、憧れていたんだよな。NANAも、奈々とナナのオリジナルな関係性に刺激を受けていた。ああこの話で何時間でも飲めそう。読み返したい。

ドラマ『おい、ハンサム!』にも出てきた新宿三丁目にある居酒屋でももちゃんも一緒に飲んだ。かぼちゃの刺身初めて食べた。

・2022.07.26

だいぶひどい夢を見て起きた。そういうこと多いな。夏バテなのか何なのか心身ともに疲れがひどくて、ぎりぎりな感じ。夜、clubのイベントでzoomで喋ったりしたら少し元気が出た。

・2022.07.25

仕事でばたばた。

・2022.07.24

あまり行ったことがない場所に行きたいと思って、晃生と一緒に川越へ。猛暑日、人混みにくらつきながら、駐車場でぽつんと手相占いをやってる人がいるので一緒に見てもらった。感情線を見て「びゅーーーーーんと伸びていますね」とやたらと褒めてくれてうれしかった。「S.L.V.G」(スーパーロングベリーグッドの略称とのこと)、「飛び抜けていらっしゃいますネ!Tb.」と紙に書いてもらった。飛び抜けているのでそのままで大丈夫とのこと。よくわからないけど、このままでやっていこうと思う。

・2022.07.23

朝起きたらだいぶ調子良くて、届いた抗原キットを試してみても陰性で安心。熱も平熱だった。何だったんだろう?村田沙耶香さんの『信仰』を読み終える。晃生と絶滅についての話。そういう話ばっかりしてる、決して暗い気分でというわけではなくて。市民プールで平泳ぎの練習。YouTubeで泳ぎ方について学んでいたこともあって、前よりも少し「できた」という感覚があっておもしろい。歳を重ねれば重ねるほど何かができるようになるという瞬間とは縁遠くなるから、小さいことでもいいからできる感覚を増やしたい。気づくと「できない」に押し潰されそうになるから。

昼ごはんはシズラーでバイキング。コロナが流行る前に両親とお兄ちゃんの家族とバイキング行ったなあ。昔おばあちゃんと行ったバイキングのことも思い出した。その日に親と喧嘩したことも。もう何年前のことだろう?バイキング、という一つのキーワードで忘れていた記憶が次々と引き出される。桜新町の小川珈琲に自転車で行って、おしゃれな珈琲を飲みながら『くらしのアナキズム』を読み終えた。ごはん食べながらNetflixでキューバのドキュメンタリーを観た。

・2022.07.22

昨日やらなくてはいけないことが抜け落ちてしまっていたことがわかってかなり落ち込む。自分が信じられなくて、こうやってミスは起きるんだなあと思った。熱を測ったら37.5度で、いよいよやばいのではないかと思って、発熱外来がある病院に電話をしたけれど、どこも空いておらず。世田谷区のサイトに載っていた病院リストのpdfをじっと見つめながら、もっと困ってる人はもっといるんだろうなと思い、代わりにあれこれ検査キットを申し込んだり買ったりした。

・2022.07.21

熱っぽくて測ったら37度を越えてた。コロナの感染も広がってるし不安。夜、曽祖父の自伝を読み進めていた。政府もメディアも軍拡を推進しようとしていた時代に軍縮を呼びかけていた、ということがわかったのが嬉しい。詳しいことはまだ知らないけど。

・2022.07.20

昨日の夜、菅啓次郎さんの『本は読めないものだから心配するな』を読み終えた。この本もまた旅に出たくなる本だったな。そしてベッド横に積まれたまだ1ページも読めていない本たちのことや、昔好きだったはずなのにまったく覚えていなくて説明ができない本たち、映画たちに対して、どこかずっと抱えていた後ろめたい気持ちがさっぱりなくなった。本の中で読書によって頭の中にものを考えるリズム感覚や空間が作られているといった多和田葉子さんの言葉にも触れられていたけれど、それを読んでとてもしっくりくる感じがした。

・2022.07.19

最近My Analog JournalというYouTubeチャンネルでいろんなジャンルの音楽聴きながら仕事するのが楽しい。クンビアの癖になる感じがたまらなく好き。音楽ってやっぱりいいよなあ、という気持ちになって11月にあるFESTIVAL de FRUEのチケットを取った。Fire TalkからPACKSのレコードも届いて、マッチ箱とTシャツも入ってた。かわいい。毎月ちょこちょこ好きなレコードを買っていて、それがそれぞれの土地からわたしの家に時間をかけて送られてくるということにすごく喜びを感じてる。あちこち旅行に行きたい気持ちが高まっている。

・2022.07.18

朝コンビニでゴルフバックのような大きい荷物を持ったおじさんが道を塞いでいて、後ろをすみません、と言いながらすり抜けようとしたら「言えよ!」と怒鳴られた。なぜこんなにいろいろ言われやすいのだろうか、見た目を変えないまま誰にも舐められない強靭なオーラを発したいとたまに強く願っている。楽しみにしていた『わたしは最悪。』を観たけれどわたしは全然はまらなかった。フェミニズムの扱い方に個人的に違和感を抱いたのと、出てくる人のことが全然愛せなかった。なんでユリヤは友達が全然いないんだろ。自分のことを考えるとめちゃくちゃな恋愛の裏には友達の存在が常にあった。自分が大切にしたいことが浮き彫りになってよかったのかもしれない。

美容院で髪きって、もやもやが少しすっきり。その後行った喫茶店で横に座った二人の女の子のおしゃべりが時々耳に入ってきたけれど、一人が深刻そうな話をしている中で、もう一人が「気にしすぎだよ、みんないろいろあるけど普通そんな一個一個真に受けないよ」といったことを言っていて、そういうふうに「普通」で片付けられてしまった悩みはどこに行くんだろうなと思った。

下北沢のAngie La Laという古着屋さんに行って新しいワンピースを買った。Micachu、ロンドンで観たTirzahのライブ、Devotionはすべての女の子のための曲だよね、という話。夜ごはんはこないだタクシー運転手さんに教えてもらったお店で魚を食べた。いい店。

・2022.07.17

近くの駅をぶらついて、文房具やスキンケア用品をこまごま買った。うれしい。かわいいからという理由だけで熊型と白鳥型の鉛筆削りを買った。最近、物欲がよくわからなくなっていたから何か欲しいものが湧いてきたときのうれしさを感じた。昼ごはんはインドカレー。手で食べるとおいしいらしくてわたしも今度やりたい。

・2022.07.16

YouTubeでライブ観ながらリビングで作業。BADBADNOTGOODのtiny desk concert気持ちよかった。続けてmen i trustとking kruleのライブ。夜は下北沢B&Bで安達茉莉子さんとのトークイベント。わたしもむき身でありたいな。

・2022.07.15

どしゃ降りの雨。タクシーはいくら呼んでもこなくって、電車で少し移動してからやっと乗ることができた。運転手さんに「甘いものは好きですか?」と聞かれ、最近は以前に比べてタクシーで話しかけられることがあまりないからびっくりして「まあまあ好きですが…」とおどおど答える。それに対して「たけのこときのこだったらどっちが好きですか?」と聞かれ、たけのこ、と言うとたけのこの里を2パックくれた。「僕は甘いもの全然好きじゃないんですがね、コンビニに行ったら目が合っちゃって…」「こんなに大量に買ってしまったんですよ」と袋に大量に入ったきのこの山とたけのこの里を見せてくれた。なぜ。張り詰めてた気分が和んだ。通る道沿いにあるおすすめのお店もたくさん教えてくれた。タクシーでうれしい経験をするのがひさしぶり。

大切な人たちと、なんだか夢みたいな夜を過ごした。夢と偶然と音楽と。波照間島に行ってみたい。

・2022.07.14

me and youのニュースレターで書きました。

・2022.07.13

体力なくて泣ける。こんなんで、この仕事やってて大丈夫なのか?と2日にいっぺんくらい思っている。苦手なことばっかりで、これが得意だよと言えるものもない気がして。そんな気持ちに駆られている時にJoanna Sternbergの「You Have Something Special」が心に染み込んだ。好きだと思うもののことをもっと大事にしていきたいよ。

わたしだけが真実を知っている、知らない人は馬鹿だ、となってしまったらおしまいだよ、と思う。いつまでも知らないことやできないことを大事にしながら揺れていたい。

・2022.07.12

腹痛に悩まされてるし、夏バテ気味だし、仕事はぱつぱつだし、自分の日常を守るので一杯一杯である。政治のことも社会のことももっと考えたいのに…とまとまらないことばかり。

・2022.07.11

選挙の開票速報をあんまり見てなくて、仕事しながらちょこちょこニュースを見る。やっぱり自民党がそれだけ占めるのか。参政党への違和感についてはいまたまたま読んでいる『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』にヒントがあるような気がして、続きを読み進めていきたい。夜は収録だった。

・2022.07.10

昨日の夜、酔っ払って小難しい話を3時くらいまでしてて、その熱量が消えぬまま朝起きて、なんだか嫌な言い方をしてしまってすごく反省した。正しさを振りかざすような、そういうのは全然好きではないのに、なぜか一辺倒になってしまっていた。気を取り直して選挙会場の小学校へ。いつもより並んでいる気がして、投票率上がったのではと期待してしまう。抱きかかえられた子供が投票用紙を入れようとして注意を受けていた。あの子は2100年くらいまで生きるのかなあ。

終わってから目黒区総合庁舎の建築を見に行くことに。最近『名建築で昼食を』っていうドラマをごはん中に見ていて気になっていたのだった。建築家は村野藤吾。裏口から入ってしまい、目黒区民の選挙会場、ワクチン会場の横をぐるぐるする。やっと見つけた立派な入口、天窓のガラスと階段のカーブが美しい。街中にあって見過ごしているいい建築をもっと見たくなった。青山目黒で『Accumulations / 蓄積』。点々と散らばる作品の余白が心地よくて、近頃凝り固まっていた頭にちょうどよかった。そのあと立寄った喫茶店は常連客しかいなくて、「安倍さんの統一教会の話ってさあ!」と大きい声で話している。SNSではない場所でリアルの人間がこうした話題を話しているのに出会っておっという気持ちになる。

駒沢に移動しようとしたら違うバスに乗ってしまって、ちょうどいいので銭湯へ。冷たい水風呂に浸かってここ最近の疲れがどこかにいった。無事駒沢にたどり着いて駒沢公園を散歩、Skoolって店に寄って帰宅。足がどうしても限界でタクシーに乗った。

社会のこと政治のこと、そこに絡んでいる宗教のことなど、あまりに知らないことが多すぎて途方もない気持ち。常に追い続けるのも精神的に難しくて、心のバランスも大切にしながら、調べたりしていきたい。

・2022.07.09

映画のチケットをとっていたけれど、新宿まで出かけるのにかなりハードルを感じてしまい、行くのをやめた。選挙前前日だから、ニュースを見たりいろいろ情報収集に時間を使おうと思ったりもしていたけれど、仕事の忙しさや連日のニュースに心がやられてしまい、無理せず何より自分の感情を最優先することにした。代わりに下北に行って、ラーメン食べて、古本屋へ。花屋に入ろうとしたときに鳩と衝突した。鳩のほうも「えっ」って感じでびっくりしていてちょっとかわいそうだった。

夜、まりかがうちにきてみんなで料理つくっておいしいワイン飲んで、楽しかった。映画の予告とかピッチフォークフェスの映像見ながら。好きな音楽についてあれこれ書く交換日記タンブラーをつくったので更新がたのしみ。

・2022.07.08

12時までにやらなくてはいけない仕事があって、かなり慌てて作業。ばたばたしてたらリビングからニュース速報が聞こえて、安倍元首相が撃たれたということ。ニュースを見たかったけれど時間と戦っていたのですぐには調べられず、そのあとあった打ち合わせで「安倍さん撃たれたらしい」という話をした。現実感のないニュース。政治家が撃たれたり刺されたりする話はどこか遠いところで起きているように思ってしまっていたけれど、こんなに近くで起きている。しばらく動揺してしまった。しかも、この選挙期間に。数日前にNITRAMを観て日本の銃規制について調べたばかりだったから、なおさら恐怖を感じた。テレビやSNSで流れる映像や画像がショッキングすぎて、これを流すのはいけないだろうとも思った。不安で動悸がしたし、そういう人も多かったんじゃないかな。

夜は宮沢和史さんをお招きして、クラブヒルサイドで沖縄についての勉強会。歴史として残っている大きな出来事の周辺には、そこに書かれていないさまざまな人たちの思いや行動も存在していて、一言では言い切れないことが多く、そうした部分に対して目を向けていく重要さを仰っていて、希望が湧いた。自分が興味を持てることから好奇心を持って知っていく、ということについても。特に絶望的な気持ちだったからこそ、この話をいま聞けて良かったなあと思う。

会が終わったあと、ニュースを見たら安倍さんが亡くなったとのこと。彼が行ってきた政治に思うことは多々あるとは言え、こういう形で命が奪われてしまうことは本当に残念だし、恐ろしい。けれど、これだけ大きな出来事があってもそれでもわたしたちの日常は続いていくし、なおさら暴力も差別もない社会であってほしいという願いを持って選挙に行く人が少しでも増えたらいいと思う。ヘイトや勝手な推測による断定的な意見にも溢れているので、SNSとはしばらくまた距離を置こう。

・2022.07.07

朝7時集合で夕方まで撮影。ほぼ全員女性のチーム、しかも同年代が多くてとてもたのしい。予定より早めに終わって、へとへとで帰宅。疲れ果ててチョコレートで糖分を満たしながら帰った。家帰ったら晃生がケリー・ライカートの『リバー・オブ・グラス』観てて、最高!と思ってレモンのアイス食べながらソファで寝そべって観てたけれど、いつの間にか眠ってた。なんとか這い上がっていろいろ乗っけた中華麺を食べて、少しだけ仕事。

・2022.07.06

ニュースを見ると、大丈夫なの?と思うほどの自民党党員による差別的な発言の数々。ため息ついちゃう。異性を愛して結婚して子供を産む人の権利が守られるべきであることと同様に、同性を愛する人も結婚しない人も子供を産まない人の権利も守られるべきで、そのつもりがないのによく「誰もが生きやすく」なんて言葉を軽々と言えるな、という気持ちになる。

明日の撮影に向けて近所のおばあちゃんがやってる花屋兼雑貨屋でお花を買った。オレンジ色のガーベラを買おうとしたらこっちがいいよ、とピンク色のガーベラを渡してくれたので両方買う。いつからやってるんですか、とやっと聞けた。昭和40年からだそう。

・2022.07.05

ゆめさんと最近考えていることについて話していたら3時間くらい経っていた。歴史について話すことがここ1年くらいですごく増えた気がする。夜はme and you clubで選挙に向けて考えていることについて話す会。会社員のときに会社で選挙について話すことはあったけれど、党の政策にまで踏み込んで話すことは全然なかったように思える。政治について話すことが特別なことではなく当たり前だというムードを少しずつ重ねていくしかないのだろうな。個人的には政治思想が異なる人ともっと話してみたいなという気持ちがある。

・2022.07.04

昨日の夜観た『NITRAM』、よかった。実際にオーストラリアであった無差別銃乱射事件をモチーフにしていた作品。事件を起こす男性も、その母、父も、特別な「悪人」ではまったくない。恐ろしい事件は少しずつ掛け違えていったことで起きてしまうのであって、いかにそれを防ぐことができるのか。この事件で世界中で銃規制が進んだそうだけれど、いまだに世界中で銃による事件は数多く起きていて、日本は銃規制が厳しい国でそれは良かったなと思う。この映画では「男らしさ」の功罪についても描かれていた。監督のインタビューによると、オーストラリアはサーフィンができてタフな感じではないといけないみたいな風潮があるらしくて、国によって異なる男性性の強要があるんだろうなあ。

自民党の改憲草案が本当にいやすぎて、これから日本はどうなっていくんだろうと不安でどうしようもなくなる。机に置かれた選挙公報も、一部に差別的とも言えるようなメッセージが見られていやになる。そんななかで宇野重規さんの『未来をはじめる「人と一緒にいること」の政治学』がすごく面白い。互いに異なる人たちが共に暮らしていくために、という視点から政治を考える講義。こういう授業をわたしも受けたかった。

・2022.07.03

ヨーグルトに冷凍のブルーベリーやストロベリーを入れて、はちみつをかけて食べるのにはまっている。朝ごはんのあとは洗濯して、掃除して、最近読んだ本を記録する作業と、いくつか調べもの。あっという間に時間は過ぎていく。このあいだ仕事で年表をつくる必要があって、その過程ですごく頭が整理される感じがあったから、社会の出来事や重要な作品などを俯瞰して眺められるような年表をつくりはじめたらすごくたのしい。少しずつ進めていく。

外はじんわりと湿った空気、暑すぎる日よりはまだましなのかな。二子玉川に遊びに行った。ベイビーブローカー観たかったけれど席が埋まってしまってて見れず、いろいろ店を見てまわったけど靴下と番茶しか買わなかった。ヤマハで電子ピアノがほしくなったけれど、アコースティックギターも全然練習してない身で買えるはずない。立ち寄った居酒屋がおそろしく静かで、思わずウィスパーボイスになったら、店員さんもウィスパーボイスだった。下高井戸シネマで観たかった『NITRAM』がU-NEXTにきてたのでこれから観るところ。

・2022.07.02

プール。クロールもろくに泳げないのに平泳ぎが泳げるようになりたい、と試みたけれどどうにも沈んでしまう。手と足はばらばらに考えたほうがいい、とアドバイスを受けて試みたけれど、全然できなくて笑った。プールって不思議な場所だ。普段、道を歩いててすれ違うときにはこんなに他人みたいなのに、同じ水に浸かっているとそうではないように思える。盆踊りみたいに手を振りながら水中ウォーキングをするおじさん、この間もいた人かな。リュックに水着と本をいっしょにいれていたら、しわしわになってしまった。公園でスケボーする人を眺めて、カレーを食べた。

家帰って、和室で扇風機つけて軽く昼寝。そのあと、やらなくてはいけない原稿を書いたりする。6月ばたつきすぎて選挙のことを全然考えられなかったから、いろいろ書き出した。東京選挙区は絶対山添拓さん、比例は超悩んだけど社民の福島みずほさんにする。「誰もが」という言葉を使いながら一部の人のことしか考える政治ではなく、すべての人が生きやすいように目を向ける政治がいい。『ヒヤマケンタロウの妊娠』の最終話。最後、檜山健太郎がいいこと風のことを言ったときに、同僚たちが「それは女性がみんなやってきたことだから〜」みたいなことを言うシーンがよかった。女性の視点も男性の視点も両方しっかりといれながらつくられたドラマのように感じて、これ見てやんや話す会楽しそう。

・2022.07.01

me and youのニュースレターで書きました。

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