2021年11月の日記

2021.11.30

昼に、大学生の方から卒業制作に関するヒアリングを受けて、それからずっと「社会」という言葉が指すものの大きさについて考えていた。なんとなく使ってきたその言葉について、ふんわりとしたイメージしか持っていないことに気づく。誰かが「社会」という言葉を使うとき、どういったイメージを描いて使っているんだろう。以前「死」という言葉についてどのような印象を持つかという話をしたときのことを思い出した。何気なく使っているその言葉が本来どういう意味を持つものなのか、それとは別で、いまの自分や相手にとってはどういう意味を持つものなのか。両方から考える必要があるのだろうなあとぼんやり考えた。

2021.11.29

もやっとした感情が湧いた瞬間があったけれど、石井ゆかりの2022年の星占い(牡羊座)に「2021年11月から2022年3月頭までは素晴らしいチャンスの季節」「この時期大事なのは、決して自分を他人と比べないこと」と書いてあったことを思い出し、一瞬でもやが消える。あまりにもすっと消えたのでびっくりした。もやつきとは何なのか。

この間話していたときに、やまだないとの『西荻夫婦』という漫画の「一人になると二人を感じる よかった まだ わたしたちは他人だ」という言葉を思い出して、読みたくなったけれどどこにも見当たらない。高校生のときに読んでからずっとこの言葉が頭に残っている。フィールヤング大好きでいろいろ読んできたけど、当時はどういう感覚で読んでいたのかな。

2021.11.28

レンナさんと一緒に、ひろみちゃんがPRをやってるパリのブランドBOURGINEの展示会へ。ブランドのストーリーも、ひろみちゃんとブランドとの出会いもとっても素敵で、トップスとパンツを買った。パリから届くのが今から楽しみ。ゆかさんやレンナさんとたくさんおしゃべり。身体の調子をどうしていくか、そういう話をたくさんしてるなあ最近。アークヒルズで蚤の市やってて、ポストカードを2枚買った。ヨーロッパの蚤の市に行ったみたいで、今日はちょっとだけ海外旅行に行ったような気持ちになれた。夜立ち寄った下北沢のミスドでリバティーンズかかってて、場所も相まって高校生のとき受験勉強していた頃のことを思い出していた。今日は、すごく寒い日。

2021.11.27

土曜日の朝はだいたい早起きしていい朝ごはんを食べにいく。ひさしぶりのカフェでフレンチトーストを食べた。TSUTAYAに行くとクリスマスソングが流れていて、わけもわからず浮き足立つ。ぼんやり歩いていると棚の名前に「異世界」と書いてあって、え!となったけれど「異世界コミック」というジャンルがあるんだね。「育ちがいい人だけが知っていること」という本が面出しされているこの世界に悲しみを感じて、それこそ異世界だよと思いながらぱらぱらめくってみたら「小さいカバンを持っている」と書いてあり、ちょうどリュックを背負ってたので笑ってしまった。松陰神社のthisでポルトガル展をやっていた、店員さんに買ったばかりの赤いニットを褒められて嬉しくて「高かったので…」と伝えてしまったけれど、もうちょっといい返答ができたらよかったのになんでこうなんだろう。

家に帰ると健康診断の結果が届いていて、緊張しながら開封するとだいたいA判定。心からうれしい。今日はフレンチトースト、回転寿司、焼肉と年末感満載の食事にしてしまったけれど、「一週間でバランスとっていけばいい」という話を最近聞いたので、明日バランスとる。

藤本和子さんの「ブルースだってただの唄 黒人女性の仕事と生活」を読み終わった。藤本さんの「集団の歴史をひとりひとりその身に負いながら、女たちは自らの生をいかに名づけるのだろうか」という言葉。一人の黒人女性の「わたしの権利を尊重してほしい、あなたの権利も尊重しよう、ということです」という言葉が忘れられない。斎藤真理子さんのあとがきも素晴らしかった。

2021.11.26

栄養偏りすぎな気がして、いかん、と思って定額制パーソナルフードのGREEN SPOONを試してみようと思い、さっそく届いた。簡単なアンケートに答えると、自分にぴったりのスムージーとスープとホットサラダが届く。食べてみたら超おいしかった。値段は高めだけれど、ごはん作る気力がなくてUber Eatsでついついジャンクなランチを食べるよりかは安い。

夜はケイと下北沢でごはん。たくさん話した。話したり聞いたりしながら、ああわたしはこういうことがやりたいんだなあ、とぼんやりしていたものの形が見えてくる感じがして、書き出すことも必要だけれどこうやって話すことも同じくらい大切だなと感じた。

2021.11.25

昼、まりなさんとゆめさんと新宿でごはん。暮らす場所の話。学生でも会社員でもないから、たとえばふと思い立って明日からどこか遠くで暮らす、ということも思い立ったらできるけれど、いま暮らしている場所はいまの自分や自分たちにとって心地よい場所だからここにいて、いつかそれが変わってきたとき、突き動かされるようにどこかに動いていくのだろうな。

ゆめさんと打ち合わせしつつ、最近考えていることをいろいろ話した。日々を積み重ねていく実感のために、家事や日課が存在しているように感じる。歯を磨くこと、ごはんを作ること、洗濯をすること、お風呂に入ること、眠りにつくこと。その一つ一つのルーティーンが、次の日に移り変わっていったことを感じさせてくれて、なんとかやれている。一日がだだっぴろく広がっていなくてよかった、切れ目があってよかったと思う。

夜、ロイヤルホストでごはんを食べながらお風呂の話で盛り上がったから、家に帰って改めてゆったりお風呂は最高だなと思いながら湯船に入っていたら、部屋の犬のぬいぐるみが消失した気がして急に不安になり、「ぬいぐるみ 部屋から消えたら」で検索したらいいのだろうかと考えていて、いくらなんでも検索に頼りすぎだなと思った。

2021.11.24

気持ちが揺らぎがちになっていたけれど、ベンチに座ってとっても愛でられている犬を見ていたら気持ちが安らいだ。なんでこんなに安らぐのかな?と考えていたけれど、愛でられている人間を見る機会ってそう多くはなくって、わしゃわしゃされて気持ちよさそうな顔をしている犬と、幸せそうな表情を浮かべる人間が交わす、嘘のない愛情の交換が見れて、何かを信じたくなる気持ちになれるからなのかもしれない。あすかさんとランチ、短い時間だったけれどすごく大切なことをたくさん話した。

2021.11.23

取材後、表参道へ。みてぃふぉさんに四柱推命で占ってもらったらわたしは「庚」という運勢で、激動の運勢らしい。大きいことをするには39歳からの3年間がよいという話、39歳、遠いようであと6年。気づいたらなっているんだろうな。食べ物が酸性に偏りがちになるから、アルカリ食品をとったほうがいいらしい。アルカリ食品てなんだろ。そのあとSKWATで川谷光平さんの展示を観た。夜、昨日に引き続き、自分の悪い癖がはっきりと浮き上がったような出来事があって、落ち込んでしまった。

2021.11.22

親と揉めてしまった、くだらないことで。電話で話して、ああそういうことだったのか、と解決した。何気ない一言って思わぬ方向で受け取ったり、受け取られたりする。このことについて何度も考えてきたはずで、頭ではわかっているはずなのに、体がうまくいかない。どうしようもない気持ちで後で謝った。

ある人から、夢にわたしが出てきた話を聞く。夢に出てくるのって、言葉にできないうれしさがあるなあ。

2021.11.21

上野動物園のお店でごはん。年越しどうするか、なんて話をして、もう年末がきたんだなと感じる。上野公園の広場に差し込む光も、年末感が漂う。あれもこれも見る度に「年末だなあ」と声をあげそうになってしまった。ゴッホ展を観ようかなと思ったけれど完全予約制で入れず、散歩してかっぱ橋の道具街に行ってみた。日曜日だからお店は半分くらいしかやっていなかったけれど、道具を眺めるときにしか得られない心地よさを得られた。鍋を新調したい。

近くで酉の市がやっているっていうので覗いてみた。「こんなふうに人が集まるなんて本当に久しぶり」と胸を弾ませる人と次々すれ違う。日常って、どこかのタイミングで手をたたいてぱんと切り替わるのではなく、こういうふうになだらかに変化していくものなのだな。その変化になんとなく、空気を読んで合わせている、合わさっている自分に不思議さを感じる。熊手を買ってみたいと思ったけれど、混み合いすぎていてどうしたらいいのかわからなくなってしまい、そのままじゃがバターを食べて帰った。

夜はゆったりして、ずっとつくりたかったモヘアのマルチカラーのベストを写真を見ながらなんとなくイメージでつくりはじめている。ドイツの女の子から送られてきていた手紙に返事を書いた。

2021.11.20

前日飲みすぎていろいろ荒れていたので、昼ごはんにちょっといい中華を食べた。中国茶に癒される。右も左もとっておきの食事会が開かれていて、みんな嬉しそうな顔を浮かべていて、すごくいい気持ちに。みんなでビーズを持ち寄り、つくる会にちょこっと参加。あかねちゃんの美しく整理されたビーズケースに感化されて、次回はお気に入りのビーズをぎゅうぎゅうに詰めたビーズを持ってきたい。黙々と手を動かし、話すといえばビーズの話で、こういう純度の高い時間って大事だなと感じた。

少しずつ読み進めていた永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』を読み終えた。数日前にスーパー銭湯の湯船で考えていたことが気持ちよく回収されていく感じですごく安心する。わからないことをわからないまま考え続けたい。

2021.11.19

この日のことはme and youのニュースレターで書きました。

2021.11.18

数日前に話の中であがっていた人の名前が出てこなくって、その人に関連するキーワードをありったけ思い出して検索する。わたしが記憶力が著しく悪いのは、物心ついた頃から検索と共に生きているせいなんじゃないかと本気で思う。大学の時に友人に「検索のマキ」と言われたことがあるくらいだ。Wi-Fiがなければ魅力が半減してしまいそうで悲しい。

2021.11.17

夜の取材、3時間くらい話していたけれど話し足りず。わたしが横断歩道を待っているときに車道ぎりぎりに立っていたときの話をされて、なぜか「人間より車がえらいわけではないことを現したいというか」と言ってしまった。今週うまく喋れない週だ。

2021.11.16

いつかの代休として、午後は休んでスーパー銭湯へ。たくさんのお風呂やサウナが並ぶスーパー銭湯が大好きで、そこに書かれている説明文を読んだりするのも好き。ここは週替わりでアロマを変えるタイプの銭湯ね…なんて考えているとそれまで悩んでいたいろいろのことがどうでも良くなってしまう。湯船のなかで、決まりきった定型文やお決まりの話が楽しく感じるときもあるけれど、どこに向かうかわからないような、答えがない話を延々と話せる相手を愛していきたいなと考えていた。

2021.11.15

落ち込みやすいことに落ち込んでしまう月曜。小さく傷ついたり嫌な気持ちになったときに、相手に伝えるべきなのかどうなのか悩むときがある。悩んでいる間に、自分が傷つけたり嫌な気持ちをさせてしまった出来事が一気に思い出されて、声を出して「うわ」と言ってしまった。こういうときにみんなはどうしているのだろう。

小さなことだけれど、毎日こうやって日記を書いたり、本を読んだり、勉強したり、自分のためのtodoリストを一つずつチェックしていくことだったりに随分と助けられているみたい。

夜はすごくうれしい、気持ちが上向きになる打ち合わせ。いいものが生まれそうでどきどきする。

2021.11.14

なおみの結婚式。彼女とは大学卒業して仕事を始めてからますます気が合うようになったと思う。頻繁に会うわけではないけれど、20代の頃、毎日深夜まで仕事に明け暮れているとき、彼女も同じように仕事に明け暮れていて、あれこれいろんな違和感を共有できてすごく救われてきた。想いが強くて人思いな彼女らしい結婚式だった。ひさびさの大学の友人たちとのこの感じもいつぶりだったかな。

2021.11.13

近所の喫茶店でサリーちゃんとモーニング。ほとんど初めましてだけれど、共通の友達の話や世田谷の話であっという間に時間が過ぎ去った。彼女のzine『ONLY CHILD CLUB』を読んでいると中高生のときにいいなと思っていた感じが自分の原点であることを思い起こされる感じがあって、何か始めたくなる。元気をもらった。豪徳寺の古着屋「Gould」の話をしていて、行きたくなってそのあとGouldへ。電気が切れてしまったようであいていなかったけれど、外からじっと見つめてたらいれてくれた。L.L.Beanの深い緑のコーデュロイのワンピースと、パーティの時のキラキラみたいなのが織り込まれた赤いニットを買ってうれしい気持ち。

夕方から二子玉川のセルフサービスフレンチルナティックでもえちゃんの送別会。ゆめさんもちょこっと来てくれた。多摩川沿い、夕焼けが最高にきれいで向こうに富士山みたいなの(違うかも)も見えた。スナックで歌ったりして最終的にもえちゃんちになだれこみ、学生の頃みたいな夜だった。

2021.11.12

朝、あまりにも快晴で青空に浮かぶ誰かの家の柿の木のコントラストが美しくて、思わず写真を撮った。区役所に行って住民届の変更、「未届の夫」と書いて提出。「これから婚姻届を出す予定はありますか?」と聞かれて「ないです」と答えると不思議そうな顔を浮かべられてしまった。「生計が同一のため、と書いてください」と言われ、記載。制度って知らないことだらけだ、ほんとに。

夜、柏井さんの事務所でみんなで飲んだ。いつかのNEWTOWNやCROSSING CARNIVALの打ち上げの夜を思い出した懐かしい夜。ずっとYouTubeで柏井さんセレクトのYouTubeのプレイリストが流れていて、「お客さんが楽しそうなライブ映像だけ集めたプレイリスト」らしい。BGMに流れるOasisのWonderwallも相まって懐かしい夜が完成していた。

2021.11.11

健康診断。いつもはテレビが流れていて、雑誌が置いてあるのだけれど、コロナ禍だからか雑誌もなく、テレビには子宮頸がんの啓発映像がずっと流れている。より精度が高い液状処理細胞検診というのを映像で知って、そっちにした。前職のときにも使っていた清潔で整えられているこの場所での健康診断が好きで、退職して自由に選べるけれどやっぱりこの場所にしてよかったな。終わったあと、ロイヤルホストでオニオングラタンスープと食いしんぼうのシェフサラダを食べた。

ゆめさんと会議して、おみゆさんとインスタライブ。時間の話をしていたけれど、この時間もたった30分とは感じられない時間だった。コメント欄の書き込みを見ながら話していると、知っている人、知らない人、みんなで集まっているような姿が頭に浮かぶ、こうした新しい時間の共有の仕方が生まれるたびにわたしたちは常に新しい時間の流れ方に適応しているのが不思議に感じる。

2021.11.10

昼間、久しぶりにオオゼキに行った。『長い一日』を読んでからオオゼキのことをたまに考える。近所の小さなスーパーで済ませていたけれど、いつもお馴染み食材ばかりで、旬の食材が並ぶ様子を見るだけで新鮮な気持ちになる。やっぱいいよねオオゼキ。台湾のまぜそばみたいなの買ったけどおいしかった。ごはん食べた後、隣の部屋で寝っ転がったら窓から見える空があまりにも広く美しくて、見とれていたら一瞬でぐっすり眠っていた。

2021.11.09

収録で六本木へ。イルミネーションが眩しかった。

2021.11.08

家から一歩も出てない日。なかなか疲れがとれない。

2021.11.07

代々木公園に行ったら大量の人でびっくり。砧公園はこんなに空いているのに。代々木公園のカラスは凶暴だ。以前はハンバーガーをとられて逃げ回ったことがあった。その後、おじさんが助けてくれたのだけれど、カラスがそのおじさんに仕返しをしていて申し訳なかった。今日は自分たちがいた場所の頭上にある木の枝に止まって、実なのか、フンなのかわからないけれど、なにかを落としてきてかなりタチが悪かったな。そうでもしなきゃ生きていけない過酷な環境なのだろうなと思うと胸が痛む。砧公園のカラスは水浴びしたりぴょんぴょんと飛び跳ねて歩いてたりかわいいねと言うくらいなのに。そういえば荻上チキさんがラジオで「鳥たちの会話を聞く!シジュウカラたちが使う言語・文法の謎を追え~京都大学・鈴木俊貴さんの研究報告」っていうのをやっていて、それがかなり面白くて。シジュウカラも地域によって「方言」があることを知ったのだけれど、カラスの言語・文法、地域性について知りたい。

夜、前職で同僚だった人たちとひさびさ会っておいしいごはんをごちそうになって、あれこれ話して、帰宅。よだれ鶏のたれ、ほしい。

2021.11.06

朝、ひさびさに早起きし自転車でモーニングを食べに。ずっと気が張り詰めていたし、二日間家から一歩も出ていなかったから、秋晴れが眩しくってなんだか泣ける。自転車で走っているとなんだかのろのろしていて、タイヤを見るとふにゃふにゃで、え、これどうする…?となる。朝早すぎて自転車屋もやっていないし、「もう、帰ろうか」となって、せっかくの素敵な気分が崩れ落ちてとぼとぼ帰ろうとしたら、初めて見た自転車屋が道沿いに現れ、空気を入れてもらうことに成功した。あまりにもナイスタイミングで現れたから「神がいまここに自転車屋置いてくれたのかな?」と言ったら「前からあったよ」と言われた。

クロックムッシュとアイスコーヒー、多摩川を自転車でぶらり。そのまま二子玉川を散策。いい気分だったのに、前から歩いてきた男性に勢いよく肩でぶつかられる。人生においてあまりにぶつかられる経験が多すぎて、あまりにも多いので「とろいわたしが悪いのか?」と思ってきたくらいだけど、わたしも避けようとしてるわけだし、とろい部分もあるとは思うが、明らかに舐められてるんだと思う。おばあちゃんに道を聞かれやすいのはいいけど、男性に肩でぶつかられやすいのはすごく嫌だ。武田砂鉄さんの『マチズモを削り取れ』でちょうど「歩くことの恐怖」について触れられてて、それそれ、となった。

2021.11.05

me and youのクラウドファンディングをお披露目。今週ずっと気が気じゃなかったけれど、無事公開できてすこしだけ一息つけた。このことについてはまた追って別で書きます。

2021.11.04

大事な公開の前日なので、ひたすらに作業していた記憶しかない。

2021.11.03

早起きして髪を切りにいった。髪がボワボワに膨らみやすく、朝起きるとライオンみたいになって困っているので、ボリュームダウンのパーマをかけたらすっきり。美容師さんには暗闇ボクササイズめっちゃいいよと勧められる。わたしのような感じのテンションの人もEDMに合わせてちゃんとできるのだろうか。祐天寺や学芸大学のあたりをぷらぷらして、ごはん食べて帰宅。SEINでmixCDを買ったりした。調子がいい一日だった。

2021.11.02

大事な発表が控えているからかずっと緊張感があり、夕方くらいになるとなぜだかわっと疲れてしまう。ここ最近の疲れはやんわり疲れているというよりかは、なんだか重たいゼラチンのようなものに包まれているようなはっきりとした疲れだ。体力つけたい。やっぱりパーソナルトレーニングがいいかな。最近できたばかりの店に夕飯を食べに行ったら、おいしかったのだけれど、途中からその重たいゼラチンが猛威を振るい、なんにもしゃべれなくなりぐったりしてしまった。場所に存在している「気」をダイレクトに受けやすく、今回は一番苦手な「騒がしい」に「窓がない」「地下」などが加わってKOされてしまった。その店が決して悪いわけではないのだけれど、こちらの問題で苦手な店が多くちょっとかなしい。家に帰ってdusterのレコードを聴いたら気持ちがすっかり復活した。

2021.11.01

朝、テレビで「若い世代ほど自民党支持」ということを伝えていて、そうなのか、とびっくりした。自分が存在している場所で話されていることは、日本の多くの場所で話されていることとは違うのだろう、ということを突きつけられる。「「投票に行こう!」という呼びかけは誰に届いていないのか?」「リベラル派の声、ツイッターで広がらぬ理由は 保守派のほうがマメ?」などの記事を読んで、なるほどなあとなる。朝からずっとLINEで親と政治の話をしていた。ここ数日いつものごとく政治的思想の食い違いでやや気まずい空気が流れていたのだけれど、そもそもなんでそういう考えなのか?ということをやりとりしていくと、思わぬ理由が潜んでいたり、実は考えが一致する部分もあったり、考えは違えど共有できる部分が見つかったりして、すごくおもしろかった。なぜそのような考えに至ったのかを知っていくことで見えるものの多さ。誰にでもそうした話が聞けるとは限らないけれど、考えが違ったとしてもなぜそれに至ったのかを知ろうとすることは忘れないようにしたい。今度実家に帰ったらもっと詳しくヒアリングしたいな。

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