Link Pack(5/9〜5/15)

東高根森林公園という公園に自転車で行った。遠いのでお尻が痛くなったけれど、すばらしい公園だった。特に湿生植物園がすごくよかったです。木々に囲まれたなかにあるボードウォークを歩いているとフジロックのことを思い出した。

・近頃、下校中の小学生たちが防犯ブザーで遊んでいるのが仕事をしているあいだずっと気になっていた。防犯ブザーって本当に危険なときに知らせるためのものだから、こんなふうに遊んでいると防犯ブザーの意味がなくなってしまう。幼少期怖い思いをしたことがあるのでどうしても気になってしまう。勇気を出して小学校にメールを送ってみた。心なしか音が消えた気がして、安心。伝えるべき人に伝えられる人が伝えることの重要性について考えている。

Sophie WangとBen Doctorによる「doc.wang」が気になる。Cafe Forgotで扱ってたみたい。

・「美容師が「DV被害者」を適切な支援につなぐことができる理由」という記事で知ったオーストラリアの「Hairdressers with Hearts」という取り組み。「オーストラリア中の55,000人を超える美容師が持つお客さんとの信頼関係を生かして、 DVの解決への一歩を踏み出すことを目指している」とのこと。定期的に通う町の美容院にそういったトレーニングを受けた人がいたとしたらとても心強い。

・対話は大切なものだ。ただ、そこに加害・被害の関係や、構造の問題がある場合、それと向き合わずに「対話で解決ができる」とすることの恐ろしさについて。無視してはいけない問題だから考えたい。

ソルトレークシティーは、非営利団体と提携し、住居を持たない市民を収容する「アザーサイド・ビレッジ」を建設。そこでは「タイニーホーム」が立ち並び、それに付随して「社会システム」や「コミュニティ」を構築するそう。そのような状況を生み出した社会自体と向き合い、「家族」を再構築することを提供する一方で、かたや日本では「排除アート」や排除につながる施設が生み出されているこの現状。

ティティ・バタチャーリャの「社会的再生産論とは」の日本語訳。『99%のフェミニズム宣言』を読んで社会的再生産についてもっと知りたかったのでうれしい。これから読みます。

パイを運ぶためのバッグのつくりかた。この形状のバッグあると絶対に便利。買ったお寿司を持って帰るのにもきっと便利。

・仁藤夢乃さんの投稿で知った「DV被害者シェルター所在地に動画で言及 嘉田由紀子議員が釈明」。すごくショックなニュースだった。そこから嘉田議員が出ていたのが「子育て改革のための共同親権プロジェクト」という団体が主催したイベントだったことを知った。共同親権推進派のなかには虚偽DVを問題視している声もあるという。このあたりについて詳しくないのではっきりとしたことは言えないけれど、仮に虚偽DVなるものが実際に存在していたとしても、DVを受けている人たちが虚偽DVだと疑われて、なかったものとして扱われてしまうことが恐ろしい。#嘉田由紀子議員の辞職を求めます。

・イスラエルによるガザ地区の大規模な爆撃。Dialogue for Peopleの「「私はこのメッセージを、止まらない爆撃音の中で書いています」―ガザ地区からの声」を読んだ。そして、二つの署名運動に署名した。「Avaaz – 暴力の連鎖を断ち切るため、直ちに制裁を!」「イスラエルによるシェイク・ジャラ地区の立ち退き強制・ガザへの武力攻撃に反対する声をあげてください」そして中山泰秀防衛副大臣の発言がイスラエルでも報道されている。このような最中で問題だらけの入管法改定案が出されている日本。Twitterでこの案を支持している人について見てみると「偽装難民・移住者を排除するためにも実行すべき」という発言。「虚偽」「偽装」という言葉に潜む問題について考えたい。#入管法改悪反対 #入管法強行採決反対 #FreePalestine #中山泰秀防衛副大臣の辞任を求めます 。

・伊藤亜沙さん編『「利他」とは何か』を読み終えた。最近考えていたことについてのヒントがページをめくるたびに出てくる本。伊藤さんが利他ぎらいであったという理由について個人的にすごくわかる部分があり、そこが出発点になっていたところがとてもよかった。「他者のために生きる」ことの重要性と、一方でそれが孕んでいる問題。誰かのためにやって「あげている」というものにときおり感じる違和感。利他はときに利己になる。「うつわ」というキーワードはとてもしっくりきた。わたしは意志により生まれた、計画どおりの、効率的な「利他」に違和感を感じていたのかもしれない。「うつわ」になって、揺れ動き、予想外なものを受け入れながら、結果的に利他的な存在になっていたいなと思った。

伊藤さん、中島さん、若松さん、國分さん、磯崎さんがそれぞれの観点から話していてどの章もおもしろい。学びたいと思ったキーワードがたくさん出てきた。贈与の歴史だったり。読みかけの國分さんの中動態の本、あとブルシット・ジョブも読み終えなきゃ。磯崎さんが文中であげられていた小島信夫さんの小説がおもしろすぎた。『抱擁家族』も読みたい。この本については自分のなかでもうすこしまとめたい。5/17開催のジュンク堂の刊行記念オンラインイベントも見る。たのしみ。

・植本一子さんの「植本一子の短縮営業中」に登録。お気に入りのニュースレターが増えてきてうれしい。放置していた個人用のメールボックスも最近はきちんと整えて「MAILMAGAZINE」のフォルダを作った。

・エチオピアの修道女でありピアニスト、作曲家のTsegue-Maryam Guebrouのピアノソロアルバム「Ethiopiques」がすばらしくって、ずっと聴いている。

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